【Re:ゼロから始める異世界生活26】第七章 『狼の国』編突入!|レム復活!そして面白い!【感想】


ライトノベル「Re:ゼロから始める異世界生活26」の感想


初稿:2021.04.05
改稿:2021.04.05
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2021年3月に「Re:ゼロから始める異世界生活26」が刊行されました。
この記事では「Re:ゼロから始める異世界生活26」の感想記事です。(ちょっとネタバレあり)


1.ライトノベル「Re:ゼロから始める異世界生活26」とは




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2021年3月末にアニメ第二期の聖域編が無事完結。
そして2020年12月に刊行されたライトノベル版25巻で第六章 『記憶の回廊』編が完結。

そういった中でライトノベル「Re:ゼロから始める異世界生活26」は刊行されました。
ワタシは2021年3月に刊行されていることに気づかず読了が遅れてしまいましたが・・・

26巻の見どころは25巻で目覚めたレムとスバルのイチャイチャかなぁと思っていたのですが、
果たしてどうなるのか感想を残しておきたいと思います。

その前にあらすじを確認しておきましょう。

あらすじ
悲しい離別を経験し、砂海の塔を攻略したナツキ・スバル。

しかし、運命は嵐の如くスバルを翻弄し、仲間と離れ離れになった地で、
ついにスバルは待ちわびた再会のときを迎える。

だが、喜びも束の間、目覚めた少女は『記憶』を失い、魔女の瘴気を漂わせるスバルへと敵意を向ける。
信頼を損ない、逃げる少女との"鬼ごっこ"が始まる中、スバルは未知の森で怪しい男と遭遇する。

それは自らの顔を隠し、尊大さを隠さない傲岸不遜たる男だった。

「笑って、ほしい。……それだけで、俺はいいんだ」

大人気Web小説、未知と邂逅する七章開幕。――さあ、始めよう。英雄なき戦乱を。

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あらすじを読むと、目覚めた少女がスバルに敵意を向けるとか・・・
あれ?
どういうこと?
とりあえず感想に行ってみましょう!



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2. ライトノベル「Re:ゼロから始める異世界生活26」感想



ライトノベル「Re:ゼロから始める異世界生活26」
出典:ライトノベル「Re:ゼロから始める異世界生活26」P.2

最初に「Re:ゼロから始める異世界生活26」読了後の全体的に感じた感想を述べたいと思います。
読みやすい!

「Re:ゼロから始める異世界生活」シリーズは複数巻を跨いで1章が展開されるので正直言って結構疲れます。
謎解き要素やミステリー要素も多い中でコレは結構ハードルを高く感じます。
そんなわけで、購入してから実際に読むまでに気合いを入れないとダメだったりします。
あくまでワタシだけなのかもしれませんけどね(汗)

ところが「Re:ゼロから始める異世界生活26」は1巻で区切りの良いところで終わっている上、
物語も比較的あっち行ったりこっち行ったりすることもなく、基本的にスバル視点で物語が展開されるので
読書疲れしにくいように感じました。

27巻も読みやすいと良いなぁ・・・
そんなわけで、以下ネタバレを含みつつの感想です。

2.1 久々のスバルとレム


記憶のないレムとスバルの距離感
出典:ライトノベル「Re:ゼロから始める異世界生活26」P.40

監視塔から吹き飛ばされてしまったスバルとレム。
エミリアやベアトリス、ラムといった心強い味方が一切いない状況で、新天地から始まる物語。
まさに「ゼロからはじめる~」です。

レムは眠りにつく前(白鯨退治直後まで)あんなにスバルに懐いていたはずなのに、ここにきてスバルは
レムに殺されそうになるという悲しい展開。

きっかけはレム自身の記憶を失うきっかけとなった大罪司教ルイを邪険に扱ったこと・・・
これはスバルもやるせないですよ・・・

一切合切の記憶を無くしてしまったレムにはルイよりも魔女の残り香を纏っているスバルの方が警戒に
値する存在なのでしょうが・・・もの凄く時間をかけてレムを目覚めさせることができたというのに
この仕打ちはあんまりです。

今のレムはメイド要素のない警戒感の強い、そして戦闘力の高い女の子でしかありません。
記憶が復元することってあるのかしら?

逃げるルイを連れて逃げるレムと追うスバル。
そんな中でもスバルはしっかり死に戻りしたりします。

ちなみにレムを追いかける中でスバルは表紙に登場する包帯男アベルと遭遇することになります。
敵なのか味方なのか・・・キャラクターは濃いですね。


2.2 神聖ヴォラキア帝国


トッドとスバル
出典:ライトノベル「Re:ゼロから始める異世界生活26」P.5

紆余曲折の末、神聖ヴォラキア帝国の兵士トッド達の捕虜になってしまったスバル達。
このトッドというキャラクターがなかなか良いです。
スバルとレムの間ではトッドに対する見方が違うようですが、どちらが目が正しいのかは物語を
読み進めるうちにハッキリしますので、是非読んでほしいところです。

それはさておき、彼らの目的はシュドラクの民を一掃することにあるようです。
そうした任務の中で誤ってスバル達は捕まってしまった模様。
なかなかの不運です。


2.3 シュドラクの民


シュドラクの民に試されるスバル達
出典:ライトノベル「Re:ゼロから始める異世界生活26」P.6

さらに紆余曲折の末、スバルはアベルと一緒にシュドラクの民に捕らえられてしまいます。
シュドラクの民というのが表紙に出てくる女性達です。

女性だけの民族でまさにアマゾネス。
彼女達は誇り高い筋の通った民族なので、一度仲間だと認められれば裏切るようなことは無さそうです。

果たしてスバルはトッド達の捕虜となっているレムを取り戻すことができるのかが、
26巻で一番盛り上がるポイントだと思います。

26巻はたった1冊の中で誰が味方で誰が敵なのかという、リゼロならではの展開があって大満足です。
シュドラクの民は強いですよ!



3. まとめ



アベルの正体がある目的を持ったやんごとない立場の人間であることが明らかになります。
こうなってくると、スバル達はなかなかルグニカに戻る事が出来なさそうな予感・・・
エミリア達との再会が10巻あと・・・みたいな展開は勘弁して欲しいところではありますが・・・

それにしても次期王選候補であるエミリア、クルシュ、アナスタシア達と親交のあるスバル。
自分の場所を伝えることが出来ればヴィルヘルムやユリウス達が救出に来てくれそうな気もします。

いずれにしても物語の展開と同じくらい、レムとスバルの関係がどうなるのか気になりますね。
27巻は6月刊行予定とのことなので楽しみに待ちたいと思います。




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