【彼女はつっこまれるのが好き! (電撃文庫)】ボケと突っ込みが印象的な良作|主人公が羨ましくなる【感想】


ライトノベル「彼女はつっこまれるのが好き! (電撃文庫)」の感想---タイトルがちょっぴり過激なラブコメ!


初稿:2013.04.11
改稿:2023.05.11
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1.はじめに



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彼女はつっこまれるのが好き!というのは、電撃文庫から出版されたライトノベルのタイトルです。

1.1 ライトノベル「彼女はつっこまれるのが好き!」とは


「彼女はつっこまれるのが好き!」(アイドルはつっこまれるのがすき!)は、
サイトーマサトによるライトノベルシリーズ。イラストは魚が担当しており、
電撃文庫(アスキー・メディアワークス)から第1巻から第10巻まで刊行された。

「彼女」と書いて「アイドル」読ませるところはなかなかのセンスです。

1.2 ストーリー概要


ストーリーは以下のとおりです。
あらすじ
春の陽気に誘われてフラフラ街を歩いていたら、いきなり拉致されてしまった僕。
えっ? なに? いやいやちょっとナニスルンデスカ!? …ふと我に返ると、
なぜかラジオの収録スタジオに。呆然としていると、
一人の美少女がスタジオに入ってきて―ま、まさか!
憧れていた人気アイドル声優の音無まどかさんじゃないかっ…。えええええっ!!
なし崩し的に、そのまま二人でラジオ収録に突入してしまうのだが…。
果たして、僕の運命やいかにっ!?

怒涛のハイテンポハイテンション・コメディ、ここに開幕っ。

引用元
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2.感想



タイトルからは誤解を招きがちですが、本作は比較的真面目な内容となっています。
物語は、ヒロインの声優である音無まどかと素人主人公が出演するラジオ番組を中心に展開するラブコメです。

まどかがボケをかますと、主人公が突っ込むという流れが繰り返され、番組はどんどん面白くなっていきます。
特に、作中のラジオ番組での二人の掛け合いはテンポがよく、非常に読みやすく、サクサクと進んでいきます。

ただ、既に発売済みの9巻で最終巻ということで、いささか残念な気もします。
最終刊については未読なので、どうなるのか気になるところです。

キャラクターに重みが足りないような気がするのは、唯一の難点かもしれません。
この辺りは仕方ないかもですが、続刊以降に期待したいところです。。

初々しい二人のラブコメをもう少し楽しめたらと思います。


3.総評



総評ですが★3.5です。
タイトルはちょっぴり過激な印象を受けますが、中身は青春なラブコメです。
読了感も良かったので、続刊に期待したい作品ですよ。


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