【朗報】「RTX3080」サーマルパッド交換で死亡したグラボを復活させた!【仮想通貨マイニング】 | 少年よガジェットを抱け!! TO BE WRITER!

【朗報】「RTX3080」サーマルパッド交換で死亡したグラボを復活させた!【仮想通貨マイニング】


「RTX3080」サーマルパッド交換で死亡したグラボを復活させた!


初稿:2021.08.24
改稿:2021.08.24
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前回お気軽に「RTX3080」サーマルパッド交換を試みたところ見事に失敗。
この記事では死に体状態の「RTX3080」の復活を試みた備忘記事です。



現在の「RTX3080」の状況



 「RTX3080」にグリスを塗る

「RTX3080」の爆熱化を抑制するべく前回サーマルパッドの張り替えと、CPUグリスを塗り直しを行いました。
結果としてビープ音とともにパソコンが起動しなくなりました・・・

詳しくは以下の記事を確認ください。

【悲報】「RTX3080」サーマルパッド交換に失敗したら起動しなくなった(涙)【仮想通貨マイニング】
https://yoshinagon.com/blog-entry-1865.html

10数万円のグラボがお亡くなりになりました・・・
ここで諦めるのは勿体ないので、ダメだったところの洗い出しを行いました。


ダメだと思ったポイント
1.CPUグリスを塗りすぎた。
2.サーマルパッドを本来2mm厚にすべきところを、一部1mm厚のもので代替した。


扱いが雑で基板にダメージを与えていた説もありますが、一応注意して作業したつもりなので、
その可能性はここでは一旦除外です。

ここからは余裕のない作業だったので、写真を撮影することを忘れていました・・・



2. 復活に向けてやったこと



2.1 CPUグリスの塗り直し


前回CPUグリスを塗り替えた際に、グリスを塗りすぎたために基盤部分にまで溢れていた説がありました。
ということで、サーマルパッドの張り直しを一旦横に置いて、CPUグリスを塗りなおしします。

使用したアイテムはエレクトロニッククリーナーです。

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最初の作業でも使用したのですが、その際にはおっかなびっくり使っていました。
エレクトロニッククリーナー自体基盤の掃除に使うものらしくダイナミックに使っても悪さはしないと
いうことだったので、CPU部分を中心に思い切り噴射。

CPUとCPU周りを中心に灰色の汚れがなくなるまでかけまくりました。
CPUグリスをGPUの真ん中を中心に塗りました。
組み立てればサンドイッチ状態になって広がると信じています。

その後、「RTX3080」を組み立て直してネジ止め。
あらためて、パソコンに装着しまし、電源をON!

なんと無事にWindowsが起動しました!!

ただし、マイニング性能は30MHash/秒と大幅にスペックダウン
この状況だとゲームに使用しても途中からいっきにフレームレートが落ちそうです。

再び「RTX3080」をパソコンから取り外し、分解。

CPUグリスの部分を確認したところ、グリスがGPU全面にまで広がっていませんでした。
グリスが付いていない部分を中心にグリスを追加で塗ります。


2.2.サーマルパッドのおかわり


CPUグリスの張り直しだけでもよかったのですが、せっかく分解したのですから
このタイミングでサーマルパッドも何とかすることにしました。

一部のサーマルパッドは本来2mm厚のところ1mm厚で誤魔化していました。
だって2mm厚のサーマルパッドが足りなかったんだもの・・・

サーマルパッド自体粘土みたいなものなので、1mm厚でごまかしたも部分に同型状に
切り抜いた1mm厚のサーマルパッドを重ねることにしました。

熱伝導率が低下する原因になりそうな気もしましたが・・・やるしかない。

その後、「RTX3080」を組み立て直してネジ止め。
あらためて、パソコンに装着しまし、電源をON!

問題なく無事にWindowsが起動!!

nicehashのマイニングレートは95MHash/秒!
完全復活しました。



3. 復活した「RTX3080」の状況



現在の「RTX3080」の状況です。

「RTX3080」安定稼働中

見てのとおり「Radeon RX6600」と「RTX3080」がくっつきそうな位近いので
吸気ファンで冷たい空気を取り込む事は難しい状況です。

「RTX3080」がぶ厚すぎるだけという説もありますが・・・

「Radeon RX6600」を停止した状態であれば95MHash/秒で動作するのですが、
「Radeon RX6600」と「RTX3080」同時稼働すると85MHash/秒まで低下します。

そこでVRAMの温度を下げるには、出来るだけ排気させた方が効率が良いように感じたので、
サイドにある排気場には扇風機を設置。
バックパネルに空いている排気穴の上に排気するようにファンを設置。
GPUの裏側のバックパネルにヒートシンクを設置。

VRAM温度は92度~94度
ハッシュレートは89.8MHash/秒という形で落ち着きました。
ファン回転率は80%前後です。
設定は「nicehash」設定で「lite」にしています。
(アフターバーナーで最適値を探すより簡単で、パフォーマンスが良かったです)

ちなみに在宅中の宅内エアコンの温度は28度に設定。
就寝時間や外出中はエアコンを切っています。


4. まとめ



取り敢えず前回壊しかけた「RTX3080」は無事生還しました。
「RTX3080」に必要なのは吸気スペースだと思ったので、近いうちにライザーカードを
使用してPCケース外側で使用したいと思っています。

そのうえで、サーマルパッド交換によるパフォーマンス検証を行いたいですね。

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