【Realme V15 5G】Volte非対応機種の扱いに難儀|この端末の運用方法を検討してみた【備忘録】
2021/07/20
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Oppo「Realme V15 5G」をイジっていますが、なかなか難儀な子です。
この記事はVolte非対応(再起動時解除される・・・)の「Realme V15 5G」を運用する方法を検討した記事です。
目次
1.Oppo製「Realme V15 5G」の特徴と課題
1.1 特徴
1.2 性能
1.3 課題
2. 運用方法
2.1 「Realme V15 5G」のVolteとLTEについて
2.2 「Realme V15 5G」の運用例~デュアルSIM~
2.3 「Realme V15 5G」の運用例~シングルSIM~
3. まとめ
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留意事項
この無線設備は、電波法に定める技術基準への適合が確認されておらず、
法に定める特別な条件の下でのみ使用が認められています。
この条件に違反して無線設備を使用することは、法に定める罰則その他の措置の対象となります。
1.Oppo製「Realme V15 5G」の特徴と課題
1.1 特徴

「Realme V15 5G」は海外製スマートフォンとしては珍しくBand19に対応しています。
Band19とは日本国内においてはドコモのプラチナバンドに相当します。
重量は180gを切っており昨今のスマートフォンの中では軽量な分類に入ると思います。
そしてDimensity800Uというミッドレンジのスマホにして実売価格が2.5万~3.0万円の範囲内で
購入する事が出来る大変コスパのよい端末となっています。
1.2 性能
「Dimensity800U」というCPUを搭載した「Realme V15 5G」のパフォーマンスを検証しておきます。
Antutuベンチマークを取得しておきます。

37万点です。
Snapdragon750G~732G相当のスペックということが判明。
ある程度重いゲームが動くスペックと言われているので、試しに「うま娘」で動作確認してみました。
ヌルヌルサクサク動きますね。
名実ともにミッドハイと言っても過言ではないかも。
1.3 課題
一方で難儀な課題があります。
日本国内ではVolte非対応となっている点。
正確には面倒な段取りを踏むことで、Volte化は可能です。
興味のある方は以下の記事を参照ください。
【Realme V15 5G】非ルートのままでVolte化チャレンジ|お値段2.5万円の実力!!【備忘録】
https://yoshinagon.com/blog-entry-1844.html
Volte化は可能なのですが、機内モードにしたり、再起動するとVolteが解除されてしまいます・・・
エンジニアモードから再設定することで再Volte化は可能なのですが・・・
ちょっと面倒臭いですね。
ということで、この記事では「Realme V15 5G」をどのように運用すればよいのか検討したいと
思います。
その前に留意事項があります。
それが3G停波問題!!
3G停波の件
同様にau(KDDIと沖縄セルラー電話)は2022年3月末に、ソフトバンクは2024年1月下旬に3G通信サービスを終了します。
→auの3Gサービス「CDMA 1X WIN」が2022年3月末をもって終了 VoLTE非対応4G LTE端末も対象
→ソフトバンクの3Gサービス、2024年1月下旬に終了へ
→ドコモの「FOMA」「iモード」が2026年3月31日に終了 3Gは停波
引用元
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2004/01/news079.html
同様にau(KDDIと沖縄セルラー電話)は2022年3月末に、ソフトバンクは2024年1月下旬に3G通信サービスを終了します。
→auの3Gサービス「CDMA 1X WIN」が2022年3月末をもって終了 VoLTE非対応4G LTE端末も対象
→ソフトバンクの3Gサービス、2024年1月下旬に終了へ
→ドコモの「FOMA」「iモード」が2026年3月31日に終了 3Gは停波
引用元
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2004/01/news079.html
3G停波問題が何故関係してくるのかは後述したいと思います。
2. 「Realme V15 5G」の運用方法
2.1 「Realme V15 5G」のVolteとLTEについて
ドコモ系MVNOのSIMとソフトバンク系MVNOのSIMで挙動を確認しました。
(1)Volte化
以前記事にしたVolte化できることは確認できたものの、
再起動や機内モードをするとVolte化は解除されてしまいます。
(2)Volte化解除後
個体差というか設定手順の問題なのかもしれませんが、再起動後の
通信状態がどのようになるのかといえば以下のとおりです。
ドコモ系SIM:4G(ギリ許容)
ソフトバンク系SIM:3G(何でだ?)
AU系SIM:未検証
楽天モバイル:NG(Volteと4Gは一蓮托生?・・・「Realme V15 5G」では厳しい)
というわけで再起動後の通信状態はドコモ以外厳しいですね・・・
2.2 「Realme V15 5G」の運用例~デュアルSIM~
「Realme V15 5G」の運用として個人的にオススメなのはデュアルSIMによる運用だと思います。
つまりSIMの2枚挿しですね。
(1)SIM1(音声SIM)
音声SIMにはドコモ系SIMもしくはソフトバンク系SIMを使用します。
Volteには対応させません。
音声通話はVolteではなく3Gで通話します。
そもそもMVNOで通話する場合、Prefix付き番号で発信することが多いと思うのでVolteにする理由はない
と思うのです。なので音質は譲ってもいいと思うのですよ。
3Gでも通話するだけなら十分な音質を持っています。
気になる点があるとすれば3Gの停波が近づいていることでしょう。
といってもドコモを使用すれば、2026年までは使える想定です。
(2)SIM2(データSIM)
家族とパケットをシェアできるような場合にオススメなのがデュアルSIMです。
データSIMは端末を再起動後確実に4Gの電波を掴むドコモ系SIMをSIM2に挿すと良さそうです。
ワタシが使用している格安SIMはLinksMateです。
LinksMate データSIM5枚運用中!
2.3 「Realme V15 5G」の運用例~シングルSIM~
シングルSIMで運用する場合はドコモ系SIMですね。
音声通信は3G、データ通信は4Gとなってしまいますが、正直3Gの音声品質でもさほど不便は
感じません。
基本的に4Gデータ通信が出来れば実運用上支障はなさそうかな。
音声通信に使用するのであればOCNモバイルがオススメ。
月額770円(税込)からのLTE「OCN モバイル ONE」
MNP用の音声回線は一つもっていると色々融通が利きそうな気がしますしね。
3. まとめ
まとめです。
冒頭に記載したとおり3Gの停波が近づいています。
auについては2022年には3G停波しちゃいます。
そのため3G通信を長く使うとなると、2026年3月まで利用できるドコモ系SIMがオススメです。
「Realme V15 5G」に対してOTAで日本向けのVolte解放を期待したいところではありますが、
現状それほど売れているわけでもなさそうな端末ですので・・・無理かな。
実売2万円台なので使い捨てするつもりで扱うのが良さそうな端末だと思います。
カスタムロムを入れるなどして、もう少しこの端末で遊んでみたいとおもっています。
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