【nuroモバイル】ぶっとび製込価格月額792円へメイン回線をMNP|新プラン「バリュープラス」を使ってみた【感想】
2021/04/10
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この記事は毎月3GBのデータ通信容量+音声通信でぶっとび製込価格月額792円の「nuroモバイル」への転入した感想記事です。
目次
1.「nuroモバイル」とは
2.MNPによる転出~転入まで
2.1「b-mobile S 990ジャストフィットSIM」から転出
2.2「nuroモバイル」への転入
3 「nuroモバイル」のファーストインプレッション
4.まとめ
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1.「nuroモバイル」とは

出典:nuroモバイル
2021年3月に「nuroモバイル」は新プランを発表しました。
大手キャリアやMVNO各社がプラン改定するなかで「nuroモバイル」も非常にインパクトのある
新料金プラン「バリュープラス」を発表しました。
音声通話つきのSIMサービスの価格がこれです。

出典:nuroモバイル
データ通信量3GB、音声通話つきで月額792円(税込み)です。
日本通信の「b-mobile S 990ジャストフィットSIM」の場合、
データ通信量1GB、音声通話つきで月額1089円(税込み)なので破格の値付けです。
提供している回線はドコモ、AU、ソフトバンクと大手3キャリア。
今使用しているスマートフォンを持って「nuroモバイル」へ引っ越しても
使えなくなるというリスクはかなり少ないと思います。
ワタシの場合、長らく日本通信の「b-mobile S 990ジャストフィットSIM」プランを使用していました。
引き続きソフトバンク回線を使用したいと思っていたので、「nuroモバイル」がソフトバンク回線
を提供しているという点は非常に大きなポイントでした。
念のため「nuroモバイル」をご存じない人も少なくはないと思うので、
「Wikipedia」から簡単な説明を引用しておきたいと思います。
「nuroモバイル」とは
nuroモバイル(ニューロモバイル)は、ソニーネットワークコミュニケーションズが手がける、
日本の仮想移動体通信サービスである[1]。So-netのNUROブランドのサービスの一つ。
引用元
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
nuroモバイル(ニューロモバイル)は、ソニーネットワークコミュニケーションズが手がける、
日本の仮想移動体通信サービスである[1]。So-netのNUROブランドのサービスの一つ。
引用元
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
そうです。
実は「nuroモバイル」はソニーグループのMVNOだったのです。
「nuroモバイル」はこれまで目だったMVNO業者という印象はなかったのですが、
ここに来て大きな巻き返しを図ろうとしているように見えます。
実際、大手キャリアやMVNOに対して世間の注目が集まっている今が各社シェア拡大の
大きなチャンスだと思います。
加えてMNP転出手数料や違約金といった制度が廃止されてきているので、
他の通信業者へ移るには良いチャンスですね。
ということで「nuroモバイル」へのMNP転入について実体験を綴りたいと思います。
2.MNPによる転出~転入まで
2.1「b-mobile S 990ジャストフィットSIM」から転出
はじめに言っておくと、「b-mobile S 990ジャストフィットSIM」は良いプランです。
各社が値下げした結果、メリットが薄いように見えてしまっていますが、
待ち受けで使用するには十分使えるSIMサービスです。
しかも、MVNOでありながら基本的に通信速度は高速です。
認知度が低いせいなのか利用者数が少ないのか、どの時間帯でも高速で通信可能です。
ではなぜMNP転出するのかといえば、理由は2つ。
①待ち受けで使用するには高速通信である必要性はない点
②「nuroモバイル」の方が月額使用料が200円も安い点
「b-mobile」のMNP転出はオンライン手続きでできます。
できるのですが・・・解約時にUSIM NOを求められます。
SIMカードが配送されてきた際の台紙に記載されているアルファベット「T」で始まる番号です。
USIM本体には記載されていないので大変注意が必要です。
捨てずに残しておいて良かった・・・(汗
どうもソフトバンク回線から転出する際に求められる番号のようです。
日本通信が提供しているドコモ回線からの転出ではSIMカード記載の番号でソフトバンクほど
問題はなさそうでした。
無事予約番号の申し込みを終えると、3営業日以内には予約番号が払い出されます。
オンラインで確認可能です。
2.2「nuroモバイル」への転入
MNP予約番号を入手したらすぐに「nuroモバイル」への転入手続きを行います。
免許証などの身分証明書とクレジットカードが必要です。
手続き完了後、3~7営業日以内にSIMカードがクロネコヤマトさんで送られてきます。

早速、開通作業を先にしてしまいましょう。
といっても、オンラインから「nuroモバイル」の開通予定日時(枠)を指定。
ワタシの場合、4月9日(金)の夜にクロネコヤマトからSIMカードを受け取ったので
翌日の4月10日(土)9:00~11:00に開通予約をしました。
引き続き、金曜日の夜間に出来る事をしてしまいます。
「nuroモバイル」のSIMをスマートフォンにセットします。
(この段階では開通が完了していないのでインターネットに接続できません。)
続いて以下のAPNの設定をします。
APNの設定まで終わったらすることもないので朝まで寝ます。
4月10日(土)10時56分に利用開始の連絡メールが来ました。
それまでスマホ上のアンテナは立っているもののインターネットは使えない状況でした。
それにしても11時直前まで開通しないというのは想定外でした。
時期的に繁忙期なのかもしれません。
3 「nuroモバイル」のファーストインプレッション
「nuroモバイル」の通信速度を測定してみました。
測定したのは土曜日の12時台の通信速度です。
本来なら平日の12時台で測定するのが好ましいとは思うのですが・・・

スマートフォンの利用方法によって一概には言えないものの大半の人にとっては使用上問題ないと
思います。(通信速度だけで比較するなら、「b-mobile S 990ジャストフィットSIM」の方が上だったような気もしますが)
通話は「nuroモバイルでんわ」電話サービスを提供しています。
30秒11円で利用可能です。
発信する際の電話番号に「0037-692」を設定する事でプレフィックス方式を採用しています。
大手MVNO各社はプレフィックス方式にあたって「○○電話」といったアプリを提供しているのですが
「nuroモバイル」はiOS向けのアプリしか提供していません。
Android向けには自分で「0037-692」を設定して発信するのか、他社のプレフィックス設定アプリを
使用する他なさそうです。
大手キャリア側でプレフィックス番号を設定する仕組みをドコモは提供し始めました。
いずれはAUやソフトバンクも同様の仕組みを提供してくれると思うので、
Androidユーザにとってこの不便な状況は今しばらくの我慢になるかと思います。
4.まとめ
料金速度の安さが先行してしまい、まさかAndroidスマホ向けに電話アプリがないという点は少し驚きました。
2021年4月に利用者の数が大きく増えていると思うので、通信速度の低下問題が発生しないかは、
引き続き注意が必要だと思います。
Androidユーザからすると通話時のプレフィックス設定周りはちょっと面倒です。
ただ、この辺の問題はそのうち解消されるとは思います。
いずれにしても長く使えるサービスになってくれるとよいなぁと思いつつ、主回線として使ってみたいと思います。
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