【悪役令嬢レベル99 その3 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~】異世界悪役令嬢 VS 並行世界悪役令嬢|ヒロインが某悟空化してる・・・【感想】
2020/06/08
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ライトノベル「悪役令嬢レベル99 その3 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~」の感想
初稿:2020.06.08
改稿:2020.06.08
ライトノベル「悪役令嬢レベル99」シリーズの第3巻を読了しました。
この記事では「悪役令嬢レベル99 第3巻」の感想を紹介します。
1.ライトノベル「悪役令嬢レベル99 その3 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~」とは
元悪役令嬢ことユミエラの物語もいよいよ第3巻に突入しました。
領主としてどんな活躍をしているのか気になりますね。
ということで、第3巻のあらすじです。
あらすじ
突如現れた神を名乗る少年から「並行世界から、
世界を滅ぼしたユミエラがやってくる」と告げられたユミエラ。
最初は興味が薄かったが、
自分を倒せばレベル上限が解放されると聞いて俄然やる気になってしまい――!?
引用元
https://amzn.to/2Y7Mlv0
突如現れた神を名乗る少年から「並行世界から、
世界を滅ぼしたユミエラがやってくる」と告げられたユミエラ。
最初は興味が薄かったが、
自分を倒せばレベル上限が解放されると聞いて俄然やる気になってしまい――!?
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悪役令嬢レベル99 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~
悪役令嬢レベル99 その3 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~
2.ライトノベル「悪役令嬢レベル99 その3 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~」の感想
私Tueee!系のポンコツ令嬢にして元悪役令嬢ユミエラが主人公の「悪役令嬢レベル99」シリーズも
ついに3巻目に突入しました。
主人公ユミエラは既にレベル99で上限であるにもかかわらず、
さらにレベルの上限突破を目指そうとするポンコツっぷりがヤバいです。
そして実際にレベルの上限を突破してしまうのだから恐ろしい・・・
ちなみに領主としてのユミエラの仕事はダンジョン潜って、
領地のインフラ整備の資金を稼いでくるという仕事。
世界を圧倒的な滅ぼすだけの力を持ちつつ、やっている仕事の泥臭さ。
こんな残念美人珍しいですね・・・そこがユミエラのいいところなのですが。
恋人のパトリックがいなければ確実に本人の自覚なく魔王と呼ばれてるヤバイヤツですよ。
3巻ではついに「闇の神」と「光の神」が登場します。
そして世界線をまたぐ「邪神」も登場します。
力関係的には「邪神」>>「光の神」>「闇の神」といった感じでしょうか。
「お互いを理解するには拳を交えればいい」的な価値観のユミエラは神々とも
拳を交えちゃいます。
グーパンでなぐり合うことに一切のためらいがない女性主人公。
常に上を極め続けようとするスタンスといい、
ドラゴンボールのバトル馬鹿「孫悟空」に通じる感性の持ち主ですね。

アニメ化されると絵面的は面白そうですけど(笑)
ところで忘れそうになるのですが、ユミエラ達の世界はゲームの中の世界です。
ゲームプレイヤーが神たちよりも上位の存在という位置づけになるわけですが、
3巻で登場した「邪神」はそういった上位存在を超えたいと考えているようです。
「邪神」は並行世界の悪役令嬢「ユミエラ」(作中では2号)を利用して
本作の主人公「ユミエラ」(1号)を倒そうとします。
別の世界線のユミエラを倒すことでユミエラのレベル上限値を突破できるらしいのですが・・・
これを知ったユミエラ(1号)の食いつきがヤバイ(笑)
さてさて最強の敵として登場する邪神の手先「ユミエラ」(2号)ですが、
ぶっちゃけいい子です。
口は悪いし、若干こじらせている感がありますが、基本的にいい子。
もしかして元悪役令嬢ユミエラ(1号)よりよほど「まとも」かもしれません。
並行世界を滅ぼした悪役令嬢とはいえ、ユミエラ(2号)もやはりユミエラってことですね。
「いい子」や「頑張ってる子」が損な目に合わない作品は好きです。
ワタシはそういう子を応援します!
ユミエラ(1号)VSユミエラ(2号)のバトル展開は見所です。
果たして1号は2号に勝てるのか?
またユミエラはどんな奇策で「邪神」を止めるのか?
続刊が出るのかどうか気になるところです。
楽しみに待ちたいと思います。
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