【美少女万華鏡-理と迷宮の少女- プレイ記事#3】蓮華と夏彦の物語|シリーズ集大成の名作でした!【完結】 | 少年よガジェットを抱け!! TO BE WRITER!

【美少女万華鏡-理と迷宮の少女- プレイ記事#3】蓮華と夏彦の物語|シリーズ集大成の名作でした!【完結】


【完結】「美少女万華鏡-理と迷宮の少女」プレイ記事#3と感想


初稿:2030.06.04
改稿:2030.06.06

「美少女万華鏡-理と迷宮の少女- プレイ記事#2」に続き最終プレイ記事です。
プレイ記事 とクリア後の感想です。
攻略記事ではないので、ワタシの選んだ選択肢でプレイ記事になります。
※ちなみに「月丘」女史や「もよか」と結ばれるシナリオに至らなかったのはワタシのプレイ結果です。


美少女万華鏡-理と迷宮の少女




1.「美少女万華鏡-理と迷宮の少女」プレイ ■調査開始5日目 朝から昼



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5日目の朝は旅館のミーティングから始まります。
「皇」の論理的思考で学園で起きた「青蜘蛛の事件」をはじめとするいくつかの怪奇事件の謎解きを行います。
一見オカルトな一連の事件も実は悪意ある人間によって引き起こされた事件であるという推理を論理的に説明します。
「皇」マジで頭良いですね。

そしていよいよ事件の鍵が「びゃっこ氏」(キツネのイラスト)であると仮定します。
「びゃっこ氏」を利用して学生を支配・洗脳していた人物が「もよか」であると推理するわけです。

とはいえ「皇」の推理は状況証拠しかありません。
しかも動機が不明。

ポイント
プレイヤーのワタシとしては随分前から「もよか」を疑っていましたけどね!
「皇」ほど綺麗な推理ではないですし、登場人物の中でもっともそれらしいと思っていただけなのですが、
このまま無難に終わってしまうのでしょうか?



調査の意味も兼ねつつ、5日目も「深見」「蓮華」「皇」「月丘」は学園に向かいます。
登校中に「もよか」「舞斗」と遭遇しますが、「もよか」の様子が大分おかしくなっています。
「もよか」は発情モード(?)な感じです。

さて学園で「深見」はいつもどおり授業をします。
授業の中で「もよか」が巫女をしている神社に触れるのですが、これが良くなかったようで
教室中はパニックになってしまいます。

授業のあと「もよか」がオコになっています。
どうも神社の件は秘密だったようで「もよか」は大層怒ります。
とはいえ、「もよか」は「深見」を慕っているので、怒るに怒れないようですが・・・

昼食の時間にちょっとしたハプニングがおきるのですが、
その後、「皇」と「月丘」は町に点在する狐象の調査に向かうことに、
一方「深見」と「蓮華」は「舞斗」に話を聞くために音楽室へ向かいます。

「深見」達は「舞斗」が集めてくれた事件の被害者達から話を聞くことに成功します。
そこから「びゃっこ氏」と「もよか」の関係やどういう理由で「びゃっこ氏」が
学園内で流行したのかを知ることが出来ます。

生徒からすれば「びゃっこ氏」を描くことで、願いが叶うという願掛けみたいなものだったようです。
でも信心をもって「びゃっこ氏」を描かなければ罰があたる・・・
これが学園内で起きた怪奇事件となったことが分かりました。

そしてこの情報を提供してくれた学生の身にも目の前で怪現象が発生。
この怪現象こそ「蓮華」曰く「呪い」であると。
この場の事態は「蓮華」が納めるのですが、「蓮華」マジ天使です。

さて学園から旅館へ戻る最中、「蓮華」の役割が明らかになりました。
「万華鏡」と「蓮華」の役割。
「万華鏡」って、本シリーズをとおして単に座敷童が持つ不思議アイテムくらいにしか
思っていなかったのですが、実は重要な意味があったのです!

ここまで、完全にオカルティックアドベンチャーです。
皆さん期待のイベントもありません!


2.「美少女万華鏡-理と迷宮の少女」プレイ ■調査開始5日目 夕方から深夜



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旅館に戻った「深見」と「蓮華」。
「皇」、「月丘」と合流してて再びミーティングです。
この場で「皇」が調査結果を説明します。

シンプルに言ってしまえば、この町に「神社」が存在しないということ。

まあ、裏山みたいな場所にある神社にしてはやけにゴージャス過ぎる感は
もの凄くあったのですけど、やっぱりか!

しかし「皇」自身、肝試しで訪れたことがあった場所で、
違和感のようなモノをずっと感じていたようです。

5日目の夜、露天風呂で「深見」の身にイベントが起きます。
ちょっと怖い系だと思うのですけど、ワタシはここで「踏みとどまる」を選びました。
もしかすると、もう一つの選択肢を選ぶと違ったルートに入ったのかもしれないですけど、
「蓮華」一筋です!

深夜に自室で休息をとっている「深見」の元に「舞斗」から連絡があります。
なんでも「もよか」が行方不明になったとか。

いよいよ物語は「起承転結」の「転」に向かって動き出したのか?!
そういう風にこの時は思っていました。

「深見」と「舞斗」は「もよか」を探してあの神社を訪れます。

しかし神社に訪れる事が出来たのは「深見」だけでした。

なぜ、「もよか」は「深見」を特別視するのか・・・
ここでようやく本作の謎だった「深見」と「もよか」の関係が明らかになります。

ここでその関係を書くのが無粋。

ポイント
ホラー作品が好きな人間からすると「もよか」と「深見」の関係は
想定の範囲内かもしれないですね。

しかし本作で本当に重要なことはことはそこではないので要注意です!


怪奇事件の犯人は「もよか」でした。
事実関係もほぼ「皇」の推理どおり・・・
あるいは「皇」が黒幕説なんかも疑ってみたりしていたのですが、ここまではとてもシンプルです。

「もよか」と対峙した「深見」ですが、
実はここでは「蓮華」を選ぶのか「もよか」を選ぶのかここで選択(選択肢はちょっと違いますけど)に
迫られます。

ワタシは一貫して「蓮華」です。

一択彼女「蓮華」です。

結果として「もよか」の動機や思いが分かりました。
さらに6日目に何かしでかそうとしていることも判明、「深見」は逃げます。

狐「もよか」は力を蓄えていよいよ何か大きなことをしでかそうとしているようです!

皆さん期待のイベントはなし!
マジか?!


3.「美少女万華鏡-理と迷宮の少女」プレイ ■調査開始6日目



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命からがら逃げ出した「深見」ですが、精神的に消耗しきってしまい、
旅館まで辿り着く前に倒れてしまいます。

そんな彼を見つけ旅館まで連れていき休ませてくれたのが「蓮華」でした。

ここから「蓮華」視点で物語が進みます。
「蓮華」は自らに背負った「理」にしたがい、神社のある場所へ向かい、そこで「もよか」と対峙します。

学園では「もよか」の施した呪いで大勢の学生が大変なことになります。
しかし解呪用のアイテムまで「蓮華」が用意してくれていました。

「深見」はそのアイテムを「皇」達にそのアイテムを渡し学生達の解呪を託します。
自身は「蓮華」達がいる神社へ向かいます。
そこで彼は彼女達の争いに巻き込まれ、「魂」に怪我を負ってしまいます。

果たして「もよか」を素に戻すことができるのか?
「深見」は無事生還できるのか?

というわけで、プレイ記事はここまでです。

実は「理と迷宮の少女」の本編はここから始まると言っても過言ではないと思います。

ポイント
・狐に取り憑かれた「もよか」と「深見」の本当の関係
・座敷童「蓮華」と「深見」の関係の変化
・ゲーム開始時にプレイヤーに名前を入力させた理由


この後から「深見」と「蓮華」の物語が始まります。
プレイしているときはビックリしました。

この先は是非遊んで欲しいです。
物語を堪能してエンディングクレジットを見て下さい。
そして更にその先の物語まで楽しんで下さい!!


4.【感想】「美少女万華鏡-理と迷宮の少女」は名作だ!!




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「調査開始6日目」の夜以降がシリーズ集大成としての「美少女万華鏡-理と迷宮の少女」見所になります。
ここまで何もなかったからこそ、「深見」と「蓮華」の関係が盛り上がるのだと思います。
「蓮華」可愛い、「蓮華」可愛いと言いながらホントに6日目まで何も起きませんからね!
学園の事件は完全に前座でした。


この程度の事件を解決するだけで、このシリーズが完結できるわけありません。

「理と迷宮の少女」の最初の印象ではオカルトホームズ「蓮華」とワトソン「深見」のタッグで
怪奇事件の謎を解き明かすような物語だと思っていました。

大間違いでした。

本作の真のコンセプトは「蓮華」と「深見」の恋愛物語。
オカルティックホラーではなく「純愛」です。


「純愛」

これぞ作中の骨太の柱です。
「純愛」を盛上げるために、6日間のプラトニックなエピソードを用意したのでしょう。

そしてシリーズをとおして「深見」が覗いてきた「万華鏡」の世界を交えつつ、
彼が本当に求めていたものが何なのか答えを出します。

素晴らしいシナリオ構成でした。

6日の夜以降は皆さんの期待するシーンが沢山あるので、期待して遊びましょう。
ずっとじらされてきたので、ある意味感無量です。

そしてプレイヤーが想定していたより遥かに大きなストーリーの物語だということが
伝わってくると思います。

驚天動地なのが「もよか」に取り憑いていた狐の存在すら、
「深見」と「蓮華」の壮大なストーリーの中のパーツに過ぎなかったということ。

オカルティックホラーという観点では「美少女万華鏡 -忘れな草と永遠の少女」の方が
上なのかもしれないですが、「純愛」を描いた作品という観点では「美少女万華鏡-理と迷宮の少女」の方が
圧倒的に上です。

今回のプレイでは「蓮華」ルートを選び続けたので「月丘」や「もよか」との
絡みは一切ありませんでした。

初見で「ベストエンディング」かも。

是非、この作品を骨の髄まで遊んで欲しいと思います。
シリーズファンの人は大満足できると思います。


以上、感想でした!


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