【変態王子と笑わない猫】1巻~5巻までの感想|1巻が名作すぎたかもしれない
2020/03/20
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ライトノベル「変態王子と笑わない猫」1巻~5巻までの感想
初稿:2012.11.02
改稿:2020.03.20
1.ライトノベル「変態王子と笑わない猫」とは
アニメ化までされた作品です。
あらすじ
横寺陽人は頭の中身が煩悩まみれな高校二年生。
ひょんなことで“笑わない猫像”に祈ったら、心で思ったことがいつでもどこでも垂れ流しになってしまった!
人生の大ピンチを救ってくれたのは、クールでキュートな無表情娘、筒隠月子――
「頭の先から尻尾の終わりまで撫でまわしたくなる感じの子だなあ」
「変態さんですね」
「ち、違っ、褒め言葉の一種だよ!?」
「裁判沙汰の多そうな変態さんですね」
「!!??」
とにもかくにも猫像のせいで喪われた本音と建前を奪還しようと、
ふたりは協力してアニマル喫茶に行ったり水着を買いに行ったりお嬢様のペットになったり――ん?
第6回新人賞<最優秀賞>受賞、爽やか変態×冷ややか少女の青春迷走ラブコメ!
引用元
https://amzn.to/3baG72f
横寺陽人は頭の中身が煩悩まみれな高校二年生。
ひょんなことで“笑わない猫像”に祈ったら、心で思ったことがいつでもどこでも垂れ流しになってしまった!
人生の大ピンチを救ってくれたのは、クールでキュートな無表情娘、筒隠月子――
「頭の先から尻尾の終わりまで撫でまわしたくなる感じの子だなあ」
「変態さんですね」
「ち、違っ、褒め言葉の一種だよ!?」
「裁判沙汰の多そうな変態さんですね」
「!!??」
とにもかくにも猫像のせいで喪われた本音と建前を奪還しようと、
ふたりは協力してアニマル喫茶に行ったり水着を買いに行ったりお嬢様のペットになったり――ん?
第6回新人賞<最優秀賞>受賞、爽やか変態×冷ややか少女の青春迷走ラブコメ!
引用元
https://amzn.to/3baG72f
2.ライトノベル「変態王子と笑わない猫」の感想
タイトルから一見ハードルが高そうに思えてしまいますが、内容は至って健全なラブコメです。
普通の高校生男子が妄想するようなレベルの変態さ加減です(笑)
MF文庫Jの「第6回新人賞<最優秀賞>受賞」作品ということで1巻は必読の作品。
絶対面白い、1巻は。
涙あり笑いありの秀逸な作品。
アニメ化されています。
ただ巻によって面白さレベルにばらつきがあります。
横寺君は1巻で早々に建前を取り戻してしまいます。
一方月子ちゃんの本音(表情)は戻ってきません。
横寺君の面白さは本音がダダ漏れのところにあったわけで、
せっかくの個性がなくなってしまうと思うんです。
実際2巻以降は派手なアクシデントは起きるのですが、面白さは1巻以降なだらかに
下降しているような印象を受けました。
3巻にいたっては状況が頭に入ってきません。
ヒロインは増えていくんですけどね・・・辛い。
ヒロインの月子ちゃんの可愛さがただただ愛でる作品になってしまいました。
惜しい作品です。
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