アニメから入ってすっかりハマってしまった「恋と嘘」。
原作漫画「恋と嘘10」が発売されたのでその感想を書きたいと思います。





9巻で止まっているひとにとっては待ちに待った10巻だと思います。
ではあらすじの紹介いってみましょう！




10巻にかかわるネタバレは極力なしな方向でいきます。
10巻のストーリー展開は9巻からそのまま続きです。
仁坂悠介（以下仁坂）が根島由佳吏（以下ネジ）に対して恋愛感情を告白して以降の注目の展開でした。

結論だけ言ってしまえば、必ずネジは仁坂を振る形になってしまうわけです。
これはメインヒロインの高崎さんがいる限り回避不可能な展開です。

でもネジの振り方がおそらく仁坂にとってベストだったんだと思います。
「男だから嫌だ」とかそういった言葉ではなくもっと・・・

ちょっとこのあたりは実際に作品を読んでいただければと。

二人の関係はこれまでとは変わってしまうのですが・・・
仁坂にとっては発展的解消となったようです。

（それにしても仁坂の要所要所で見せる表情の可愛さ！）

10巻の最後に仁坂が自分の父親に対して自分の性的嗜好を告白するエピソードがあるのですが、
泣けます。

そこで仁坂にとってネジがどういう存在になったのか伝わってくるんですけど、
ネジ邸訪問時の高崎さんのコメントがクリティカルにマッチしました。

「他の人と同じ言葉では表現できない関係でいいなあ」



10巻ではもう一つ区切りがつく関係がありました。
一条 花月と矢嶋 基です。

表紙絵の矢島の憎々しげな表情とはまったく別のすごくいい区切りです。

新しい矢島の物語が始まりそうな雰囲気。

本編の高崎さんを取り巻く政府通知とそれにまつわる何らかの取引は相変わらず
謎が謎を呼ぶ状況でまだ目が離せそうにないです。

ただ、ネジを取り巻く環境は変わってきていて矢島と五十嵐 柊が
味方に付いてくれそう。

続刊も目が離せない！


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