【スマホ世界シェア】2018~2019年のまとめ|日本国内の状況
2020/03/16
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2019年時点の「スマホ世界シェア」を踏まえて2020年以降を考察!
初稿:2018.07.27
改稿:2020.03.15
XiaomiやOppoといった中国スマホメーカーの日本参入と、市場は刻々と変化しています。
スマホの世界情勢について考察してみました。
1.2018年から2019年の世界シェアについて
まずは2018年1月~12月までの全世界スマホ出荷台数(IDC調べ)です。
日本国内ではあまり名前を聞かなですけど、サムスンが1位です。
2018年状況
1位 サムスン
2位 Apple
3位 HUAWEI
4位 Xiaomi
5位 OPPO
1位 サムスン
2位 Apple
3位 HUAWEI
4位 Xiaomi
5位 OPPO
以前この記事を書いた時点では予測も含まれていたのですが、
ずれはなかったようです。
では2019年の状況はどうでしょうか。
2019年状況
1位 サムスン
2位 HUAWEI
3位 Apple
4位 Xiaomi
5位 OPPO
1位 サムスン
2位 HUAWEI
3位 Apple
4位 Xiaomi
5位 OPPO
ポイントはAppleがHuaweiに追い抜かれたところでしょうか。
現在Huaweiは米国の経済制裁により強い逆風が吹く状況です。
それでもAppleを追い抜く結果になってしまったというところが興味深いですね。
この結果をみるとiOSユーザーよりAndroidユーザーの方が多いと言えます。
日本もそろそろiPhone一辺倒から脱却しないとまたガラパゴス化しちゃいそうです。
上位5位内のグローバルメーカーはすべて日本に参入しました。
というわけで、各メーカーの特色と端末を見ていきたいと思います。
2.世界シェア第5位「OPPO」
日本国内での知名度はまだまだこれからです。
ですがアジア圏では安定の知名度と人気を誇るスマホメーカーです。
先日日本国内に投入された「Reno A」は防水、おサイフケータイ対応と
OPPOの本気をうかがい知ることができる超人気SIMフリー端末です。
価格帯も3.5万~4.0万円代と日本人のお財布事情にも優しい値付け。
今後日本国内でのSIMフリー端末も増えてくるなかで、
このタイミングで日本国内に参入したOPPOの経営判断は適切だったと思います。
3.世界シェア第4位「Xiaomi」
シェア約7%ながら2017年は通年で9000万台を突破する端末台数をさばいてるとか。
ソニーが1年で1000万台だからけた違いなのは伝わってくるかと思います。
実際安かろう悪かろうと言われた中国産スマホは今や昔。
スマホに関しては確実に世界最先端を行ってます。
Mi8 SEでQualcom初のSnapdragon710を搭載してきたところからも、チップセットメーカーとも
ガッツリ連携していることが伝わってきますね。
日本国内に最初に投入した端末は「Mi Note 10」です。
グローバル版に技適をとおしただけの端末とも言えますが、
それだけグローバル版のクォリティが高いともいえます。
近年、急激に高級志向へシフトチェンジを図ろうとしているため、
日本国内での普及には手こずる可能性が高そうです。
4.世界シェア第3位「Apple」
日本国内では老若男女がiphoneを使っているので、ある意味らくらくスマホ的な印象を持ってます。
老舗でいろいろ先駆的な機能を搭載しているんですけど、近年はAndroid端末の高機能化・高性能化が進み
大きな差が無くなっている印象です。
バカ売れしてる日本国内のiPhoneシェアが異質なのかもしれないです。
そういえばノッチタイプの端末をAppleが採用した当初かなり賛否別れましたけど、
気づいたらグローバルスタンダードになってますね^^;
Appleの選択は往々にして正しいのかもしれないと思う今日この頃。
5.世界シェア第2位「HUAWEI」
日本でもnova liteなどSIMフリー端末メーカーとしてすっかりメジャーどころになってます。
カメラのライカと連携してスマホのカメラ機能強化に力を注いでいる印象です。
カメラモジュールはソニー製を採用しているところが多い中で、技術力は侮れないです。
一昔前のHuaweiのロゴは中国共産党っぽくて非常に違和感を覚えたのですが、
ここ最近のロゴをはシンプルにカッコ良くなってます。
「P30 Lite」を2.5万台で販売している限りHuaweiに敗北はないでしょう。
ただ最近は米国政府から厳しい目で監視されている通信企業ですので、
Googleのサービスを使えないリスクが出てきています。
GoogleMAPやGooglePlay、Youtubeが使えないAndroid端末は世界で売れるのでしょうか・・・
今後の動向から目が離せない状況です。
6.世界シェア第1位「サムスン」
あまり周囲で使ってる人まわりで見かけないですけど・・・売れてるんですね。
一時期、飛行機にもって入れない時期とかあったし・・・
高性能なのは認めるところではあるものの、ワタシが買うなら三位以下のメーカーを選びます。
日本国内ではSIMフリー機種にそれほど積極的ではなさそうな印象を持っています。
ちなみに個人的な印象としてサムスンは端末の出来不出来の前に企業体として危うい状況に
あるように感じます。ここ最近強力な労組が立ち上がったり、サムスンの副会長が逮捕されそうだったりと
大丈夫なんでしょうか。
韓国の政治事情によっては一気に失墜する可能性もある企業です。
7.まとめ
世界のスマホメーカートップ5と日本国内の動向を簡単にまとめてみました。
世界トップ5に日本メーカーが全然ないのは寂しい限りです。
こんな状況になっているのはメーカーの責任なのか、キャリアの責任なのか、国の責任なのか。
いずれにしても2020年以降も中国系企業は力を伸ばしそうです。
一方で米中経済戦争や韓国の政治事情によってはスマホのトップ5入れ替わりの可能性も
十分にありうると思います。
なにせスマホメーカーはほかにもSharpや、ZTE、Lenovo、Asus、Nokia、Catなどなど山ほどいて
トップ6以下は群雄割拠な状況のようです。
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