1.1 ライトノベル「Re：ゼロから始める異世界生活 16」とは

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前巻で無事聖域編の「試練」のエピソードが終わりましたで。
16巻からは早速新章開幕です。
16巻以降のアニメ制作が決まったようで、もう一度読み返してみたくなりました。

それにしても表紙が「ベテルギウス」と新キャラ「シリウス」という見た目のインパクト！
この二人で表紙を飾って大丈夫なんだろうかと思っています（苦笑

1.2 ストーリー概要

15巻で大兎討伐に成功したスバル＆エミリア＆ベアトリス。
16巻ではアナスタシアによる水門都市プリステラへのご招待からストーリーが始まります。


ということで、水門都市編は登場人物が一気に増えるので新キャラをとりあえず見ておきましょう。

1.3 登場人物

今作では以下の面子が新キャラ（？）として登場します。

①リリアナ
　歌姫。短編週で既に登場済みです。

②ヨシュア
　最優の騎士ユリウスの弟にしてブラコン。

物語の前半はこういう個性的なキャラ達が賑やかしながらも穏やかに進みます。
ところが後半急に剣呑な雰囲気になってきます。

③ハイケル
　剣鬼ヴィルヘルムの息子にして剣聖ラインハルトの親父。
　凡骨にしてロクでなし。

④シリウス
　魔女教の大罪司教。
　

続刊に向けて大司教様が登場してやばそうな感じです。。。

にしてもレムはまだ復活しそうにないです。
まあWEB小説で先を読んでるのであらすじは知っているのですけど、
当面はレム復活は期待できないので寂しいなぁ。。。

アナスタシアからの招待状を受けて水門都市プリステラに向かったスバルたちの物語です。
新章の幕開けとなるこの本は、どんな展開があったのか？

まず、16巻の良かったところは、スバルとエミリアの関係が少しずつ進展していることです。
スバルの頑張りが少しずつ実っているようないないような。
前半パートでは穏やかに物語が展開するので変な緊張感を持たずに読み進めることができました。

次に、水門都市プリステラで起こる様々な事件や謎です。
この都市では、複数の王選候補者やその関係者が集まっています。
ハイケルのような嫌なキャラも登場しますが・・・

一方で、終盤、都市を襲う大罪司教が登場してきます。
これは、今後の物語に大きな影響を与えそうです。

最後に、この本の残念だったところは、レムがほとんど出てこないことです。
レムは、前シーズンで大罪司教によって記憶と存在を奪われてしまいました。
スバルはレムを救うために奮闘しますが、この巻ではレムに関する進展はほとんどありませんでした。
レムは私のお気に入りのキャラクターなので、早く復活してほしいです。
そして、スバルとレムとエミリアの三角関係も見たいです。

16巻は、新章の始まりとして非常に面白く読めました。


総評ですが
★3.5です。
まだ大きな問題は起きていないので、17巻以降にまた大きな事件やトラブルが発生しそうな予感。

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