この記事はGMS非搭載の「Huawei MatePad 10.4」を自在に使いこなすための奮闘結果と
使用感を紹介した記事です。




出典：https://amzn.to/3k7brW4

米国による経済制裁や安全保障上の懸念などからgoogleに見放されてしまったHuaweiさん。
そんなことがあってここ最近のHuawei製のスマートフォンやタブレットにはgoogle謹製の
サービスやソフトが使えない状態になっています。

製品の出来映え自体は文句のない出来映えなだけに残念限りです。

今回、取り上げる製品は「Huawei MatePad 10.4 LTE版」です。
日本国内の4大通信キャリアの周波数に対応している高性能な軽量タブレットです。

伝え聞く話によるとCPU性能はSnapdragon855相当などと聞きます。
実際さわってみた限り、ブラウジングや動画視聴などになんの支障もないヌルサクなタブレットです。

当座の問題は前述したとおりgoogle系サービスが使えないことです。
何とか実運用に耐えられるレベルまでタブレットのソフトウェアや設定を整備していきたいと思います。


メモリサイズ3GBというのは小さいように思いますが、実際の動作は軽快なので特に支障はありません。
どちらかといえば本体ストレージサイズが32GBというのは少し心許ないです。
幸いMicroSDカードを使用できるので、家の中で余っていた128GBのMicroSDカードをデータ用ストレージ
として使用したいと思います。

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純正のキーボードがあったほうがタブレットを使いやすくなるかなと思い購入しました。

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マウスまで用意するともはやノートPCとの違いが分からないという説もありますが、やっぱりあると便利
なのでこれを使用することにしました。

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2.1　Playストア環境を整備

Androidタブレットは通常「Google Play Store」がインストールされているので、
そこから必要なアプリを選んでインストールするだけですが、
「Huawei MatePad 10.4」では使えません。

Huawei製のスマートフォンではファームウェアをダウングレードするなりして、
「Google Play Store」をインストールする方法がインターネット上のいろいろなところで紹介されています。

ただ「Huawei MatePad 10.4」は出荷時点ですでにEMUIのバージョンが10.1.0.190となっていて
ダウングレードの余地がありません。

ということで、「Google Play Store」をそのまま利用することはできないので、以下のストアアプリを
インストールしました。

①「GSPACE」
Google系アプリをインストールする場合に使用。

②「Auroa Store」
Google系アプリ以外のアプリをインストールする場合に使用。、
※一部「Google Play 開発者サービス」がなくて動かないソフトがありますが、その場合あきらめましょう。

2.2　インストールするアプリ決める

①「Youtube」「YoutubeMusic」「フォト」
この二つは「GSPACE」からインストールします。
ホーム画面上にショートカットを作成することができるので、パッと見違和感ありません。

②「Maps」
Googleの地図アプリ「Maps」は「Auroa Store」からインストールします。
初回動作時にフレームワークが足りない旨のエラーメッセージが出ますが、それ以降問題なく使用できます。

③「Evernote」「myMail」「Atok Passport」
ワタシはスマートフォンでも使用しているこの３つのアプリをインストールしました。
インストール元は「Auroa Store」です。

「Atok Passport」はかなり長い間使用しているサービスなのですが、とても気に入っています。
これが使えるだけでも大変入力が楽になります。
問題なく動作しています。

「Evernote」「myMail」についてもきちんと動いています。
Googleのフレームワークを使用していないのでしょうね。


④「Netflix」「プライムビデオ」
この２つの動画視聴アプリは「Auroa Store」からインストールします。

控えめに言って最高かよ！
「Huawei MatePad 10.4」はクアッドスピーカーを備えているのですごく音が良いです。
一方ワイヤレスイヤホンとの相性は微妙だったりしますが・・・


⑤「総合書店honto」「BOOK☆WALKER」
電子書籍を閲覧ソフトのこの二つも「Auroa Store」をインストール。

10インチタブレットでの電子書籍は相性いいですね。
小説や漫画なら2ページを1画面で表示するようになります。

ちなみに購入した書籍データはMicroSDに保存できます。
本体の内部ストレージだとまったく余裕ないですが、外部ストレージに保存できるというのは
ほんとにありがたいです。


⑥「スクエアホーム」
ホーム画面をWindows8.1ぽくするべく「スクエアホーム」をインストールします。
Windows8.1で採用されていたタイルメニューはタブレットやスマートフォン向けにはとても
使いやすいと思うんですよ。無料でも使用できるのでおすすめです。



アプリをインストールしたあとの状態です。
まだ整えていない状態ですので、とっ散らかって見えますが綺麗に収まります。



ちなみに楽天モバイルのSIMを挿したらAPNの手動設定なく認識しました。
ちょっと感動です。

キーボードカバーの打鍵感覚が思った以上によいです。

小ぶりなはずですが、全くそんな風には感じさせないピッチ。
キーボードに充電が必要なところは少し残念な気もします。



ちなみに充電はType-Cポートですね。

不思議と物欲を満たすこのデザインとほどほどの重量感。



完成度の高さは悔しいですがさすがHUAWEIといったところでしょうか。
GMS非搭載が惜しまれるタブレットではありますが、なくてもそれなりに使用できそうな予感。

HUAWEIはスマホ事業売却のうわさもありますが、こういったハードウェアの質の高さは今後も
維持してほしいと思います。


遠出する際にノートパソコンとタブレットの2台持ちを解消することが目的のひとつとしていたのですが、
Matepadという選択肢は悪くないかもしれません。

ゲーム目的には何とも言えませんが、すくなくとも動画や読書といったエンタメ向きタブレットとしては
相当優秀だと思います。

しばらく使用しつつどんな風に活用できるのか色々試してみたいと思います。
もちろんGMSがインストールできるようになった試してみたいですね！

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